ニンジャスレイヤー感想メモ

RT @NJSLYR: ■■取説■■ 当アカウントはより多くの方に認知されたい欲求を持ちます。「これは」と感じたツイートをRTすると翻訳オフィスでキャバァーン音が鳴り、ボーナススシが翻訳チームに補給されるシステムが構築済です。フォロワー数増加は皆さんのおかげです。大変ありがとうございます。 ■■初見■■
posted at 19:13:31

  • 忍者スレイヤーのツイートが流れてきたのでフォロー。いまのところ通読する気はないが、あのブロークン日本語は汚染力が高そうで困る。オトマトペめいているが、「キャバーン音」とは何なのか。
    • しかし損壊した死体をネギトロに例えるのはバッドテイストだな。「ミンチよりひでえや」なのか。
  • 「ビジネス用のアルマーニスーツ上下に、鎖頭巾、黄金メンポ」『ネオヤクザ・フォー・セル』におけるラオモト=サンの服装は十傑集めいているな。ナムアミダブツ!
  • 正直通読できる気がしないが、ひとまず『サプライズド・ドージョー』の最後まで読んだ。ステンドグラスと烏の羽根を散らしてニンジャスレイヤー=サンが落下する場面は、中二マインドくすぐる格好よさと「ショーグン」「ボンオドリ」の台無し感が交錯した名シーンといえるのではないか
  • 『フィスト・フィルド・ウィズ・リグレット・アンド・オハギ』。痛ましい過去を抱えた男とのひと時の交流。オハギ依存の真相もベタではあるが、抜け忍ものの王道と言えるか。驚くべきは堂々と飯綱落としを使うカムイリスペクト、そして「ほんやく者」もまたスシ依存だという事実。まさにマッポー。
    • あまりに直球な「二つで十分ですよ!」ネタに苦笑い。
  • キルゾーン・スモトリ』。バイオ・スモトリ狩りを楽しむカチグミ社員がニンジャ戦に巻き込まれる短編。ムラハチを恐れて薄っぺらな「ユウジョウ」を連呼するジャパニーズビジネスマンへの醒めた目線がある。FPSの文章化として評価する向きもあるとか
  • デッドムーン=サンの人となりを知るため『デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ』を読み始め、地獄の就職面接「サツバツタイム」にアイエエエエ!てなってる。大学生達が面接官の前で月給の希望額を競って下げてゆくというブラックさ。逆オークションか。しかも社長は計画倒産を目論んでる。コワイ!
  • 童貞魂溢れる忍殺最新話(『マーメイド・フロム・ブラックウォーター』、オイランドロイド=セクサロイドの起動シーン)に痛痒い思いを抱きつつニヤニヤと追跡中。『ラスト・ガール・スタンディング』もライトノベルめいていたし、フジキド=サンがハードボイルド街道を歩む一方でこんな人生も存在するのだな
  • 『レイジ・アゲンスト・トーフ」読了。トーフ工場襲撃は成功し、フジキド=サンはただビホルダーを倒せただけ。ヒーローの戦いとしては虚しいが、墨絵師の夢とかけ離れたテクノカラテの才に目覚めたシガキ=サンの姿には昏い爽快感を覚える。エピソード4には「罪罰影業組合」の文字列が。
  • 『キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー』読了。なるほど、これがジュブナイル的エピソードの原点なのか。アンタイセイへの甘い憧れを砕かれて現実を噛みしめるラストは確かに王道、だがそんなことよりアゴニィ=サンの「オブジェ……」に尽きる。
  • 『ネクロマンティック・フィードバック』読了。フジキド、ゾンビー、刑事、ブラックヘイズの四つ巴戦に狂いきれない哀れなアンドウ=サンの宗教的情熱が交錯する。生存者が多いのがちと意外。ブラックヘイズ=サンは喋りも戦法もシブいすな。敵前逃亡ぶりも含めて。ジェノサイド=サンはこれが初出?
  • 覚え書き。『べイン・オブ・サーペント』『アポカリプス・インサイド・テインティッド・ソイル』ナンシー=サンとタヌキの謎(解決しない)。『スシ・ナイト・アット・ザ・バリケード』ダム建設反対闘争。『アット・ザ・トリーズナーズヴィル』革命的かつ進歩的にパチンコ屋襲撃。
  • 『アット・ザ・トリーズナーズヴィル』は左翼過激派組織のカリカチュアめいた描写があまりに日本的で、本当にガイジンさんが書いてんの?と改めて疑問に思う。フリックショット=サンはパチンコ=ジツが独創的なうえに「唯物論的に実行不可!」とか如何にもな台詞が面白い
    • #2にポン=パンチの記述あり。「ニンジャスレイヤーは右手を前に突き出し、腰を沈めた姿勢である。ジュー・ジツの踏み込みながらのパンチ、俗に言うポン・パンチだ。」
  • 『フジ・サン・ライジング』読了。「説明のつかない責任感」に殉じたディンタキ=サンや「オネストな遺伝子」を持つ一般人とサボターの外道を対比し、(あくまでも作者の解釈で)日本人の精神性を描く一編。ロシアの人には全力でごめんなさい。サボター=サンは良キャラだが「ロシア風〇〇」は謎だらけ
    • 読んでいたらとぅぎゃったーに「人事部は見ている」という本を勧められたんだがこれは……
  • 『ワン・ミニット・ビフォア・ザ・タヌキ」読了。キーワード「タヌキ」の衝撃的な真相に読者は失禁必至。金庫の番号を見て「月光仮面の殺し屋の車はプレートに5648と書いてある※マンモスコング編」とかどうでもいいことを思い出す
  • 『オウガ・ザ・コールドスティール』読了。キュートな腹ペコ殺人兵器・モータードクロ=サンがロールアウト。寿司は玉しか食べないとか実際萌える。「カワイイの要素」を取り入れた結果がこれか!「好き嫌いがあるのか」と感心するギャラリーも大概だ。追尾ミサイル『馬』などシリアスな笑いが冴える
    • #3、立ち退き反対派のプラカードに「ちょっとやめないか」の文字。
  • 忍殺第1部を一応読み終えた。シックスゲイツとの連戦、わざわざ室内にプールやファンを設えて待ち構えるあたりに少年漫画魂を感じる。ウォーターボード=サンやヘルカイト=サンは能力の特異性ゆえに「死亡遊戯パターン」には向いてないのに、でも敢えてやってしまうあたり
    • 少年漫画的と言えば、ラオモト=サンが次々にニンジャソウルの能力を投入し片っ端から撃破されていくくだりの爽快感もそんな感じ。ラオモト=サンは悪役としての分かりやすさを貫いてるのが素晴らしいが、あの露骨な弱者切り捨て政策が大衆の支持を受けるというのは妙なリアリティ感じさせて恐ろしい
    • フォレスト・サワタリ=サンには高橋留美子キャラみたいなイメージを勝手に抱いている。狂気描写がなぜかコミカルでヒロインを嫁にすることに執着してるあたり、うる星やつらからんまのゲストキャラのようなふいんき

RT @wishgm: 『スノウ・クラッシュ』のおかげで1992年には「サイバーパンク=ダサい」という黄金の等式がすっかり成立していたはずなのだが、太平洋西岸の某島国ではなぜか「かっこいいサイバーパンク」が独自に生き延びてしまったのであった。

サイバーパンクニンジャ活劇を標榜するニンジャスレイヤーは……ダサいというより「ボンクラ」という感じだけど